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        日刊イベントニュース 911号       by venture-park.com    24.6.25
URL http://www.venture-park.com  mail info@venture-park.com 
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▽ 「サイディング業界ニュース」を創刊 その4 〜昭和企画(稲沢市)

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        サイディング業界ニュース 4号       by showakikaku    24.6.10     
URL http://www.softsijo.com/  mail info@showakikaku.co.jp    080-6901-5352
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創刊にあたって
 4プレカットとは
 pre(あらかじめ) cut(切断する) からプレカットという新語が生まれたようである。30
年ほど前に木造住宅業界で導入が始まった。それまでは大工の刻み(きざみ)で建前までが1人工
で8時間しか働かなかった大工が16〜20時間働いて稼いでいたのである。例えば、30坪の家
では30人工であった。しかし、大工の世界では「義理返し」という風習があり、応援した場合に
は自分が請け負った現場で義理返しを当てにしていたのである。どんなに忙しくても義理を果たさ
なければならなかった。
 こうして工期は遅れるばかりで工務店の悩みとなったのである。つまり、大工の都合と大工不足
により改善策が求められ、木造プレカットが生まれたのである。以後は大工の期待していた収入は
プレカットへと移行したのである。

大型投資が諦めの主な要因
 プレカットシステムを導入するには工場、倉庫のほかに主装置3〜5千万円、搬送装置、集塵装
置、電気工事、社員養成などで大きな投資が必要であった。人力だけの世界に1億円近い投資は無
理で多くの大工は諦めたのである。建前までの1人工だけだからと。以後は現場作業のみとなった
のである。と同時に、木材販売においてもプレカット装置を導入した会社と販売のみで顧客争奪戦
が始まったのである。

同様な動き〜板金業
 35年前のことである。それまで板金問屋の大きな収益源は水切りなどの型押し品であった。コ
イルを長手に切断してからスリッターで巾落とししてコの字型に型押したものである。機械メーカ
は断裁機と型押し機を板金店に販売し始めた。導入した板金店は利益を問屋から移行したのである。

現場塗装が消えた〜サイディング
 サイディングには無塗装品と塗装品があった。当初は仕上がりから無塗装品が主流であったが、
塗装品の耐久性、コスト低減、工期短縮などから現場塗装が消えてしまった。つまり、利益の源泉
がメーカに移行したのである。

キーワード
 住宅現場は工期短縮、安全(現場、交通)、コスト、廃棄物、騒音、粉塵、美観などを現場で解
決するものと事前作業(プレカット)で行うもので進歩があった。木材加工はプレカット装置、塗
装は製品化、風呂はユニットバス、流し台はシステムキッチン、スイッチ類は配電盤などが技術革
新の結果である。

サイディング業界では
 サイディング業界の課題は現場作業と工場作業の分担となって来た。工務店の安全衛生委員会で
は安全面でのヘルメット、保護具などを、衛生面では粉塵、騒音などを、環境委員会では廃棄物処
理や交通問題がある。これらを一元的に解決する方法がプレカットとなる。

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